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混合型頭痛とは

頭痛に悩む人も多いと聞きますが

慢性的な頭痛に悩まされている人は非常に多いのですが「たかが頭痛」と思われがちで、市販の薬を飲んで我慢し、医療機関を受診する人は少ないようです。また、医療機関でも頭痛に対して十分な対応ができないといった現状があり、正しい診断・治療を受けて折られない方が多いのが実情です。

頭痛の種類について教えてください。

頭痛は大きく2種類に分けられます。「片頭痛・群発頭痛」は血管の拡張が原因で起きる血管性の頭痛。片頭痛はこめかみから目の辺りにかけてズキンズキンと脈を打つような痛みが月に2、3回繰り返されます。女性に多く見られ、しばしば吐き気や嘔吐を伴います。群発頭痛は目の周りがえぐられるように痛み、年に1、2回頭痛が連日のように続きます。

「緊張型頭痛」は、首や後頭部の筋肉の凝りが原因で起こる筋性の頭痛です。ギューッと締め付けるような重い痛みが後頭部から始まり、頭の横、目の後ろに広がります。多くは肩凝りを伴いますが、吐き気や嘔吐はありません。

混合型頭痛とはどんな頭痛ですか?

血管性の「片頭痛」と筋性の「緊張型頭痛」の両方の特徴を併せ持つ頭痛を「混合型頭痛」と呼びます。思ったより多い頭痛です。

片頭痛の治療薬について教えてください。

片頭痛では、頭痛の回数を減らし、症状を軽減するための予防薬を使用することがあります。予防薬の種類はいろいろありますが、脳血管の収縮を抑制する薬がよく用いられます。効果が現れるまでには少なくとも1ヶ月以上かかります。また、強い頭痛が起きたときにはなるべく早くその発作を鎮めるために発作治療薬(頓服薬)が用いられます。片頭痛の治療には予防薬と発作治療薬(頓服薬)をバランスよく使用することが大切です。

緊張型頭痛の治療は?

緊張型頭痛は筋肉の過労や運動不足が原因です。首、肩、腕を回したり、マッサージや入浴、適度な運動で凝りをほぐすのも頭痛の症状を和らげるのに効果的です。また、緊張型頭痛は姿勢が大きく影響するため、できるだけ正しい姿勢を心掛け、枕の高さにも注意が必要です。主として筋肉の緊張を和らげる治療薬が用いられます。

混合型頭痛はどんな治療をするのですか?

患者さんの日常生活に支障を来している頭痛が主としてどちらであるかを見極め、主たる頭痛の治療を中心に進めます。しかし、混合型頭痛であることに気付いていないと一方の頭痛が治療によってよくなっても、もう一方の頭痛が改善されないため、治療効果を実感できないという不満が生じます。しばしば治治療薬が変更される、スキッと治らない、このタイプに混合型頭痛が多いのです。

生活に支障を来すような不快な頭痛も適切な診断と適切な治療、適度な運動を行うことで随分その症状を和らげることができます。治療をあきらめたり、ついつい我慢しがちな頭痛ですが、片頭痛と緊張型頭痛の治療を上手に組み合わせることによって快適な生活を取り戻すことができます。

リビング新聞 2002年3月2日

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