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<ケース6> 睡眠ホルモン メラトニンについて

睡眠ホルモンメラトニンが注目されています。大田こうすけ医師に聞いてみました。

不眠の方、床についてもなかなか眠れない方、朝起きて熟眠感の少ない方にメラトニンがよいと聞きますが、メラトニンについて教えてください。

メラトニンは脳の中心にある松果体とよばれる場所から睡眠中に分泌されるホルモンです。アンチエイジングサプリメントとして注目されています

作用機序について教えてください。

朝起きて光を浴びると、両眼球の後ろにある視交叉上核にある体内時計のスイッチが入り、15、16時間後にメラトニン分泌の指令が出ます。おおむね、夜の10時頃から分泌が始まり、人は深夜2時頃分泌が最大となるメラトニンシャワーをあびます。年をとると次第にメラトニン分泌が減少し、中途覚醒や熟眠感不足を生じるようになります。

効果について教えてください。

メラトニンには、睡眠相を前進させ睡眠の質を高める、免疫機能を高める、抗酸化作用などがあります。メラトニンを内服すると、よく眠れる、朝の気分がよいなどの効果がありますが、睡眠薬ほどの催眠力はありません。睡眠薬としてよりは抗老化作用が期待されます。

どれくらいの量を飲めばいいのでしょうか。

一般にメラトニンは、1mg錠と3mg錠があります。実際の分泌ホルモン量からすると1mg錠でも過剰な量ですが、副作用の無いのが特徴です。日本の厚生省にあたる米国のFDAはサプリメントとして許可しており、副作用は皆無に近いと報告しています。不眠を訴える老人に、米国では1mgから2mgの内服が一般的です。時には3mgの場合もあります。いずれも一日量6mgまでです。

飲むタイミングについて教えてください。

むろん昼間に飲むことはよくありません。寝る20分前に内服してください。

入手方法について教えてください

米国では栄養補助食品、サプリメントとして販売されています。個人の責任において輸入し、使用可能です。錠剤、液体、口腔スプレーがあります。天然物、牛からの抽出、合成物があり、合成メラトニンが安全です。粗悪品もありますので注意してください。私個人はNATROL社のものを使用しています。

なにか副作用はありますか。

稀に悪夢、血圧低下によるフラツキ、性欲の減退などがあります

メラトニンにかわる他のサプリメントがあれば教えてください。

メラトニンの原料である必須アミノ酸トリプトファンにも催眠作用があります。

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