Column
イビキ・睡眠時無呼吸は放置すると、高血圧・糖尿病を悪化させ、動脈硬化を促進すると言われています。大田こうすけ医師に聞いてみました。
睡眠時無呼吸症候群の主な自覚症状は
いびき、日中の眠気、熟眠感の欠如です。他に起床時の頭痛、口渇、中途覚醒、頻尿、集中力の低下などです。
睡眠時無呼吸症候群の治療法として有名なCPAPシーパップ療法について教えください。
シーパップCPAP療法とは、日本語で「持続陽圧呼吸療法」と訳されます。鼻に小型マスクをつけ、無呼吸が改善されるように適切な圧の空気を鼻から送りこみます。上気道を陽圧に保つことにより、イビキと閉塞性の無呼吸を防ぐ効果的な治療です。
シーパップでイビキ、日中の眠気は改善しますか
個人差はありますが、即効性があり、数日で劇的な効果を実感できます。また、シーパップ療法を始めたことによって、今まで熟眠できていなかったこと、日中の眠気があったことに気づく方もおられます。
夜のシーパップ使用時間は
もちろん出来るだけ睡眠中長く使う方が良いのですが、気になる方は中途覚醒後、外してもらって結構です。入眠後3時間使用すれば効果はあります。
どのような方がシーパップ療法の治療適応なのでしょうか。
一晩泊まりの睡眠ポリグラフ検査で1時間に20回以上呼吸が止まる方、在宅ポリグラフ検査で1時間に40回以上呼吸が止まる方は、健康保険でシーパップ療法を始めることができます。
鼻につけるマスクには、どんな種類がありますか。
鼻だけの小型マスク、鼻と口の両方を覆う大型マスク、鼻孔挿入マスクに分けられます。検査技師が患者さんに合ったマスクを選択し指導します。
当サイトにてCPAPマスクを紹介しています。併せてご覧下さい。
シーパップ療法が始まったら通院はどのようになりますか。
保険診療では月1回の通院が義務づけられています。シーパップ機器に内蔵されたカードから使用状況、加圧、空気漏れなど、マスクの装着状況を調べます。
いつまでシーパップ療法は続ければよいのでしょうか
シーパップ療法はいつまでもするものではありません。一番大切なのはダイエットと枕、体位です。次にマウスピース、耳鼻科手術などにより、イビキ・無呼吸が改善されるまで続けていただいています。
旅行の時はどうしたら良いですか
機器は随分と小型化されていますので、持って行かれることをお薦めします。イビキがなくなるので相部屋でも嫌われずにすみます。