頭痛、めまい、シビレ、いびき、日中の眠気 – 福山市明神町 明神館クリニック

脳卒中

覚えておこう「お か し い よ」

早期発見・早期治療・早期回復

脳卒中の初期症状

上記の症状に気づいた時は、 受診前にまず明神館脳神経外科「西田」までお電話下さい。

明神館脳神経外科 電話(084)927-0011

脳卒中の予防と診療

西田正博医師

脳卒中の予防は高血圧・糖尿病・高脂血症の早期発見と治療が大切といわれています。いずれも生活習慣病といわれるように自己管理が大切です。

特に血圧のコントロール・糖尿病・高脂血症・肥満などに注意し、日常生活の中では、禁煙・節酒・睡眠不足に気をつけることが大切です。また、適度な運動を心掛け、筋肉量を維持することも大切な要素です。
以下、それぞれの項目について述べていきましょう。

明神館脳神経外科 院長 西田正博

血圧

血圧は「病院で測る血圧」「家庭で測る血圧」「自由行動下に測る血圧」の三種類があります。病院の指導の下に朝夕の家庭血圧をきちんと記録することが一番大切です。
次に「自由行動下に測る血圧」は、24時間血圧計を装着していただいています。この二種類の血圧値を参考に、高血圧の治療方針を決めることが大切です。

糖尿病

糖尿病は検査上一見正常に見えても糖尿病予備軍や隠れ糖尿病があります。早期発見のためのブドウ糖負荷検査をお勧めします。

高脂血症

高脂血症はコレステロール値もさることながら、トリグリセライド値をあわせ管理することが大切です。明神館では本院・大田記念病院内科の先生のご指導・協力を得て納得していただける検査を行っています。

禁煙

喫煙は肺がん・慢性気管支炎等の呼吸器疾患・心筋梗塞・狭心症等の循環器疾患のみならず、脳卒中を引き起こす大きな要因のひとつとされています。できるだけ禁煙を心がけましょう。

節酒

喫煙ほどの危険性はありませんが、アルコール性肝炎・脂肪肝の原因となる一方、脳の神経細胞の破壊にもつながります。

リハビリ

リハビリテーションについては、高齢者の場合、筋肉量と健康予後との関係が明らかになりました。健康を維持するためには筋肉量を維持または増加させることが大切です。脳卒中後遺症に悩んでおられる方や虚弱老人の方でも筋力トレーニングが可能です。
高齢者の筋力トレーニングに有効なモーターエクササイズリハビリを福山で初めて導入しましたので、明神館脳神経外科4F通所リハビリ 明神をご利用ください。

睡眠

脳卒中予防のもうひとつの大きな治療は、睡眠障害です。いびき・低呼吸・無呼吸を有する人の心筋梗塞発症率は、健常者の2倍、脳梗塞の発症率は健常者の4倍と報告されています。また、最近では高血圧との関連も指摘されています。
在宅で手軽に睡眠中の呼吸状態を調べることも出来ますので、「たかがいびき」と軽く思わずに一度「明神館脳神経外科」においでください。

肥満

肥満は、糖尿病・高脂血症と密接に関係しています。BMIが25以上であれば要注意です。

 肥満症の診断

BMI(Body mass index)=体重÷(身長)2

BMI 日本の判定 WHO(世界保健機構)
18.5未満 低体重 Underweight
18.5以上 25未満 普通体重 Normal range
25以上 30未満 肥満(1度) Prebase(overweight)
30以上 35未満 肥満(2度) Obese class1
35以上 40未満 肥満(3度) Obese class2
40以上 肥満(4度) Obese class3

BMI値25以上が条件。その上で、下記のいずれかが備わった場合を「肥満症」と診断する。

  • 肥満に伴いやすい疾患(糖尿病・高血圧・脂肪肝・睡眠時無呼吸症候群・月経異常など)をすでに合併している場合
  • ウエスト周径が男性:85cm以上、女性:90cm以上あり、上半身肥満が疑われ、腹部CTスキャンで内臓脂肪面積が100平方cm以上の内蔵脂肪型肥満が確認できる場合

日本肥満学会WEBサイト

脳卒中と血圧管理

脳卒中患者様の療養のために、また、脳卒中を予防するためにも、日々の血圧管理は大切です。そのひとつの手段として「血圧日記」をお勧めしています。また、日常血圧の正確な値を知ることは、脳卒中診療にとって、とても重要なことでもあります。

以下のファイルをダウンロードして血圧日記をつけてみてください。来院の際にお持ちいただければ、診察がスムーズになります。

血圧日記(PDF)

家庭血圧計

しかし、血圧日記は「面倒だ」「忘れた」などの理由で、正確な血圧値を知ることが困難な場合も多々あります。そこで「明神館脳神経外科」では、手軽に日々の血圧を測定し、管理できる(メモリー機能を内蔵した)血圧計の貸し出しを行っています

 

life_blood

出典:米国心臓協会(AHA)

脳卒中 最近の話題

バイアスピリンの服用について

バイアスピリンについて

血液をかたまりにくくするお薬としてバイアスピリンが処方され、バイアスピリンと同時に胃薬も併せて服用するケースがあります。

胃薬がない場合、牛乳やヨーグルトなどをバイアスピリン服用前に摂取すると、胃を荒らす効果を抑えることができます。

 

お電話でのお問合わせは TEL 084-927-0011 月曜〜土曜(日祝、月曜・土曜午後休診)
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