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メニエール病 以前の治療

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メニエール病の治療として、内リンパ嚢開放術、鼓室薬剤注入、前庭神経切除術、超音波による内耳破壊術など、いずれもその効果は疑問視されており、良識ある耳鼻科医は、このような無謀な手術はしません。マウスに作られた動物実験的内リンパ水腫は、人間には適用されませんでした。その証拠に、内リンパ水腫を軽減させる目的で処方されるイソソルビド(1968年)が効いたという話はありません。美味しくもない水薬を飲まされた患者さんは、いい迷惑です。脳血管を拡張するというメリスロン(1969年)、セファドール(1974年)、めまい神経である前庭神経に効くというメチコバール(1984年)、脳循環、脳代謝を改善するというアデホスコーワ(1972年)など、効いたという患者さんの証言はどこにもありません。めまい発作は、繰り返し増悪するので、自己免疫疾患を疑い、ステロイド治療を行う医師さえいます。しかし、ステロイドは根本的治療ではないため、一過性の効果しかありません。一時期流行したストレプトマイシン中耳腔注入治療の効果は全くありません。さすがに最近は聞きません。耳鼻科医をはじめ、多くの臨床医がメニエール病の診断治療に難渋している理由は、当時の厚生省研究班と関係学会の誤誘導によるものであることが明らかにされつつあります。

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